2023年9月13日時点 台湾総統選立候補者支持率状況
台湾民意基金 (8月21日調査)
1位 頼清徳 43%
2位 柯文哲 27%
3位 侯友宜 12%
未決・無回答 16.3%
(※郭台銘は立候補前につき数字なし)
鏡新聞政経情勢民調(8月27日〜28日調査)
1位 頼清徳 34%
2位 柯文哲 22.7%
3位 侯友宜 15.3%
4位 郭台銘 12.9%
未決・無回答 15.7%
TV BS(8月28日〜9月1日調査)
1位 頼清徳 30%
2位 柯文哲 23%
3位 侯友宜 19%
4位 郭台銘 14%
未決・無回答 13%
美麗島電子報(9月9日調査)
1位 頼清徳 39.7%
2位 侯友宜 20.2%
3位 柯文哲 18.3%
4位 郭台銘 8.1%
ETtoday(9月9日〜10日調査)
1位 頼清徳 35.1%
2位 侯友宜 24.8%
3位 柯文哲 20.0%
4位 郭台銘 12.9%
未決・無回答 7.2%
総評
8月に入り、今選挙の本命と目されている民進党の頼清徳副総統が盤石の1位をキープしている。
彼の安定の支持率の裏には、民進党の票田である嘉義・台南・高雄での支持が鉄板なのと、台南市長としての実績、そして下手なアイドルより人気がある政治家なのもある。
事実、『美麗島電子報』によると民進党支持者の9割が頼氏支持に回っており、その鉄板ぶりがうかがえる。
対して、新北市長として北台湾では人気があったはずの侯友宜氏はというと。個人的には、頼氏の最大のライバルと思っており、新北市での人気を考えるとかなりの強敵と分析していた。
が、現時点ではかなりの苦戦。支持すると表明した国民党支持者は6割にとどまり、残り4割は柯文哲氏や郭台銘氏に流れていっている。やはり、無所属での立候補を表明した穴候補、郭台銘氏とで票が割れているようだ。
国民党ひいきのメディアでさえ、侯氏の苦戦を認めているかの数字なので、現状は相当厳しいと思われる。
だんだんと現実に近づいているとはいえ、まだ4ヶ月ある。今後も月単位で動静を見守っていくとする。
こんな時期だからこそ、2020年総統選を振り返ってみるのも面白いと思います。
お時間があればどうぞ!