昨日1月11日に開票された台湾総統選挙、日本でもまれに見る話題となった。過去は
「台湾で選挙やってんの?ふーん」
くらいの注目度だったのが、今年はTwitterのトレンドに載るほどの勢いであった。
私もPC・スマホを総動員して家内3台同時放送、Twitterで「生速報」をアップしていたが、速報中のツイートアクティビティが普段の7倍、注目度の高さがうかがえる。
(出典:中央選舉委員會 總統副總統選舉 候選人得票數)
結果はこの通り、蔡英文候補(総統)が8,170,231票を獲得したという結末に終わった。これは2008年の馬英九氏の7,659,014票を抜き、台湾政治史上最多得票数となった。
失政に次ぐ失政で一時は「死亡宣告」まで受けた蔡英文政権が、なぜ史上最多得票数を獲得ほど「大復活」したのか、その背景を語る二人、いや二つの名脇役に登場していただくとする。