台湾と桜ー阿里山の桜

台湾史

台湾と桜…あまりイメージが湧かない人も多いと思う。かく言う筆者もそうで、台湾に桜なんてあったっけ?と思わず腕を組んで考えてしまう。

しかし、全国各地とまではいかないものの、台湾にも桜はある。

台湾には、日本統治時代に日本人が持ち込んだソメイヨシノから、固定種の山桜、さらにはその二つを掛け合わせたものまで多種多様。特に日本統治時代に日本人が持ち込み各地に植えたものが多く、台灣の桜の歴史はそこから始まると言っても過言ではない。しかし、元々の桜の名所に加え、近年は新しく桜が植えられる所も多くなっており、台湾も日本に負けず劣らずの「桜大国」だったりする。

台北では、今から3月くらいが桜のシーズンにあたり、実は旧正月が終わったら「お花見」のシーズンでもある。台北だけでも陽明山や大屯山から、「士林區平菁街42巷12號」のように、それは一体どこやねん!?と思わずGoogle mapで調べてしまったという穴場(?)までけっこう見所が多く、台湾人も花見を愉しんでいるようである。

これから台灣へ向かう方は、日本より一足早い桜と花見を愉しむのも一興かもしれない。

 

台湾の桜の名所として知られている名勝に、阿里山がある。ソメイヨシノだけでなく、台湾カンヒザクラ、ヤエザクラなど、阿里山にはシーズンになると様々な桜が咲き誇る。特に阿里山工作駅前の桜(吉野桜)は明治36年(1903)に植えられたもので、シーズンになると今でも満開になる台湾桜の旧跡となっている。

 

今回は、そんな阿里山の桜の、日本統治時代の写真を。

日本統治時代阿里山桜

(聚珍臺灣様より:https://www.gjtaiwan.com/new/?p=49721

こちらは日本時代の阿里山、現在の阿里山賓館の前身である阿里山倶楽部にあった「檜橋」の横に咲く満開の桜の写真である。

オリジナルは白黒写真だが、AI着色で桜色のピンクが鮮やかに蘇った。まるでタイムスリップしたかのような写真である。

 

日治時代阿里山櫻花

(聚珍臺灣様より:https://www.gjtaiwan.com/new/?p=49721

こちらがカラー化する前のオリジナルの写真である。白黒では桜のピンクが、それ以前にそれが桜なのかすら怪しかったが、カラー化から訴えてくる力は違う。

 

なお、阿里山のお花見ポイントや時期などは以下の通り。

台湾桜阿里山お花見ポイント

台湾交通部観光局阿里山国家風景管理処 より)

その他詳細は、台湾の交通部(国土交通省に相当)観光局が日本語で案内しているので、そちらを見て欲しい。私は「花より歴史」につき、正直そちら方面には詳しくない。

□参考サイト
□本記事参考ブログ
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