京都の台湾料理店で台湾カレー(台式咖哩飯)を食べよう!

台湾カレー台湾文化
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台湾にもカレーがある

そのことを知ったのは、ついつい最近のことになります。私の台湾に対する興味の指向性は、あくまで歴史や現代情勢。元々食い物は「毒入ってなけりゃ」「不味くなけりゃ」特にこだわりがない、そのくせ食わず嫌いが激しく、食べ物やグルメ関係の知識はほとんどありません。

「台北のおいしいレストランを教えて!」

「台湾のおすすめの食べ物を教えて!」

Twitterでひととおりの台湾通を気取っていると、こういう質問が時折飛び込んできます。お問い合わせはまことにありがたい。が、当代グルメ音痴が知ったかで答えるわけにはいきません。

でも、台湾初心者がベクトルを向けるものといえば、まず食べ物グルメなのは仕方ない。これだけは「聞く相手が悪かった」ということで、すぐにググって下さい。Googleさんの方が非常によくご存じです。

そんな私が、ある日、台湾式カレーと出会いました。しつこいけれども、台湾グルメはほぼ白紙につき、台湾DEカレーということ自体が全く連想できず、そんなのあるの?という次元でした。

台式咖哩飯

台湾風カレーは、台湾華語(北京語)で「台式咖哩飯(タイシーカーリーファン)」と言います。
台湾にカレーが入ってきた時期は不明ですが、おそらく日本統治時代に入ってきたというのが定説です。いちおう、記録に残る古いカレーの記載は、1927年(昭和2)12月26日の『臺灣日日新報』夕刊に記載された、台北の洋食レストランが紹介したレシピとなっています。

そして現在、台湾でも「カレー」は定着しインド・タイ・そして日本式とカレー屋百家争鳴となっています。専門店はもちろん、松屋やすき家のサブメニューとしてのカレーも入れると、その数は計り知れません。

「台北のおいしいカレー屋さん!」
のようなリンクもあります。が、見てみるとすべて「外国のカレー」。そこに台式咖哩飯の姿はありません。あまりおなじみではないのだろうか?

台湾独特のカレー

地元の人が集う夜市などに行くと、「咖哩飯」の文字を目にすることはありますが、

「台湾に来てまでカレーは…」

という心理がはたらき、意識している人は少ないかと思われます。

出来れば、現地で直接食べたいところなのですが、昨今の事情がそれを許さず。たぶん再び行ける頃になったら、こんな小事は忘れているだろう…そうだ思い出した、「あそこ」に台式咖哩飯があったような!?

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