京都の台湾料理店ー微風台南

台湾文化

台湾に限ったことではないのだが、私はグルメには特に興味がない。

元々、食べ物に対しては”毒が入ってなければそれで良い”という認識(つまり、グルメとは逆)なのと、食わず嫌いが激しいのと、こと台湾に関しては不特定多数の台湾好きな方が山ほど語っている話題であり、私がいちいち首を突っ込むことではないという考えである。

が、グルメとは程遠い私でも台湾料理を食べたい時はある。それも突然やって来る。

ところで、台湾料理といっても最近は「なんちゃって」が非常に多い。

「台湾料理」

と看板に掲げておいて、内実はただの中華料理という店が急増中だが、「本物」を知っている人やそれを食べたい人にとっては、紛らわしくてはた迷惑なことこの上ない。これについては、また後日書きたいと思う。

本物の台湾料理となると、これがなかなかお目にかかれない。

それでも食べたいとTwitterでつぶやいたところ、京都に本格台湾料理の店があることをフォロワーさんに教えてもらい、早速そちらに急行してみた。

 

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京都の「本物」台湾料理店ー微風台南

市営地下鉄「京都市役所前」から歩くこと約10分、京都市内の丸太町にそれはある。

『微風台南』

という名前の店である。

「台湾食堂」と書いており、絵も私が知っている台湾料理である。決して巷にあふれる「台湾料理」ではなさそうだ。文章にいちいち「本物」を冠しないといけないほど、日本には「本物ではない」台湾料理があふれているのである。日本人の無知にかこつけたニッチな商売ではあるが、無知のまま知ろうとしない日本人もどうかと考える。

 

中に入ってみると、八角の強い匂いが客を歓迎してくれる。

八角の匂いが嫌いな人はたまったものではないが、何度も台湾に行き嗅覚が馴れた人には、そうそうこの匂いよと台湾を疑似体験できる。

中は古い町家をリノベーションしたものだそうだが、そうはあまり感じさせない台湾のガラクタ…もとい台湾レトログッズが所狭しと並べられていた。整然と並んでおらず、なんだか「馬虎(大雑把)」なところ、それがまた台湾チックである。昭和レトログッズもどこかしらにあるせいか、どこかしら「昭和の台湾」を感じる雰囲気である。

店内には台湾の食グルメを中心とした雑誌や書籍も置いてあり、食事の待ち時間にも台湾料理が視覚で楽しめるようになっている。

 

店内には古びたオルガンも置いてあったが、そこには台湾の本に紛れて1940年代後半の映画スター名鑑も置いてあった。台湾と戦後日本、意識しないとそれが日本のものですらわからないくらい違和感がない。

当たり前だが、中の濃厚さで台湾へ来てしまった錯覚を覚えるが、外は至って京都市内である。

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