前回の記事で取り上げた2020年台湾総統選挙は、民進党と蔡英文総統の歴史的圧勝で幕を閉じた。
創局当時から民進党支持一択の民視(Formosa TV)に至っては、YoutubeのLive放送をサムネのように終わらせていた。それはまるで映画のハッピーエンドのエンディングのようであった。それだけを見ると、すべてがハッピーエンドで終わったかのように見える。
そして、日本のメディアにも
「民進党圧勝!国民党敗北!」
の文字が躍る。私はそれに違和感を持った。
総統選では確かに勝った。圧勝だった。勝利の美酒が美味い(私は下戸なのでコーラだったが)。しかし、立法委員(台湾の国会)選挙となるとどうだろうか?
心の奥に芽生えたささやかな疑問を解決すべく、すべての数字が出るまで果報は寝て待つことにした。
そして今日、立法委員選挙にかかわる数字を見ていくと…
その「予感」を次の頁で見ていこう。
コメント
読ませていただきました!
台湾で中国語を勉強したことがある、台湾好きです。
今回の選挙、おっしゃる通り全然民進党の圧勝というわけではないですよね。
昨年1月に習近平があの演説をし、それに対しての蔡英文の毅然とした姿勢が評価され、その後の香港デモが追い風になっているということですよね。
出来立てのサイトのようですが、今後ともチェックします。
頑張ってください。
>どんむさん
拙ブログをお読みいただきありがとうございます(^^)
台湾の選挙、総統選は確かに圧勝だったのですが、立法院選挙は「負けではないけれど…」という感じですね。
(過半数は取ったから結果オーライでしょうけど)
おそらく、既存政党への不満があらわれていると思います。民衆党は伸び、時代力量もお家騒動で空中分解寸前の割には前回より票数が伸びてますし。
まだまだこれからのブログですが(グランドオープンは2月のはずだったので…)、またお越しいただければと思います。
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