台湾人の反応
さて、この孫文の華麗な結婚遍歴、果たして「国父」と学校で神のようにたたき込まれた台湾の人は知っているのだろうか。
そもそも、タイトルにある「孫文ロリコン説」を調べることとなったのは、あるフォロワーさんとの孫文についての会話が元でした。
「ところで、孫文の性癖って台湾人知ってるんだろうか?」
「さあ…ちょっと私がぼやいてみるか」
とTwitterでの披露となったのですが、
それをTwitterでほのめかしてみたところ…予想を覆す反応が!
みんな知っていたのです(笑
知っているどころか、台湾にはこんな漫画まであります。
『跳躍吧!大同萌會』という現地の漫画なのですが、「知ってる」どころかエロ中山先生をパロっています。「ロリ兵器」こと宋慶○(プライバシーの都合により伏字にしています)もツンデレキャラっぽい!?
登場人物は、実在の人物名を一字だけ変えていますが、(北京語の)発音は変わっていないという「別人物」になっています。誰が誰かわかるかな?中国語中級レベル以上の能力と、中国近代史の知識が必要です。
タイトルを日本名にするのは…なかなか難しいのですが、敢えて超訳するとこうなるでしょう。
「俺の宋○齢がこんなに可愛いわけがない」
なお、漫画のHPはこちらになっています。興味がある方はどうぞ。
英雄、ロリを好む?
しかし、これに対し私は善悪の判断を挟もうとは思いません。現在の常識に照らし合わせれば、孫文は間違いなくロリコンです。大月薫に声を出した時点で、おまわりさんこいつ犯人です!と警察出動でしょう(笑
が、当時としてはまあ問題がなかったかもしれないし、神戸の華僑社会には、ある孫文伝説が残っています。
彼は中国語で「孫大砲」というあだ名で周囲から呼ばれていました。「大砲」とは「大ほら吹き」という意味で、好意的に解釈すればスケールがデカいのですが、ふつうに解釈すればペテン師一5分前。
孫文は一時期神戸の華僑社会にかくまわれていたことがあったのですが、そんな時も夜ごと女を口説いていたそうです。それも、口が非常に上手かったと。女を酔わせるツボを心得ていたのか、それとも天然か…おそらく後者でしょう。
100年以上経った現在でも語り継がれているくらいなので、さぞかし上手かったのでしょう。
というか、命を狙われていても毎夜女を口説くくらいの余裕と肝っ玉を持っていないと、大事を成し遂げられないのかもしれません。
人々は、今日も争っています。しかし孫文の精神を受け継ぎ
「天下為萌」
を提唱すれば、みんな「萌え」て戦争どころではなくなるのです(笑