これは中国人を差別しているアルよ!💢
時折、何かに発狂している中国人をネットで見かける。
これを”辱華”という。
台湾や香港、中国のいわゆる中国語ネット界では毎日のように飛び交っているこの言葉だが、日本ではあまり馴染みがない。その証拠に、試しに「辱華」でググってみると日本語の解説は2〜3しか出てこない。しかも有料記事…セコい(笑
だったら私が書こう〜っと。しかも無料で。私は神か仏か(笑
となるのは、自然の成り行きである。
今回は、日本人があまり知らない中国のトレンドワード、「辱華」について。
辱華とは
”辱華”とは、読んで字の如く「中国(華)を侮辱(辱)する」こと。中国語でルーファー(ru3 hua2)と発音し、中国を茶化したりすると
辱華アルよ!!💢💢💢
といきり立って怒り出したりすることである。
辱華の範囲は幅広い。その範囲は…中国に関することすべてである。しかも、定義がないので「自分がむかついたら」何もかも「辱華」になってしまう。
これは元々、中国人が自分で言い出した言葉である。が、台湾人や香港人が
やーい、辱華wwwwww
とからかうと、
”辱華”するアルか!中国人に対する差別アル!💢
と余計にいきり立つ。いやいや、あんたらが自分で言い出したんだろうが。
台湾人たちも馴れたもので、中国人の「辱華」が出ると
やーい、辱華乙wwwww
という風にからかったり、
台湾人に生まれちゃった…辱華してごめんなさいwwww
と煽ったり。中国語ネット界ではこんなステキなやりとりが毎日続いている。
あまりに辱華ネタが溜まりすぎたのか、台湾メディアはこんなものまで作っている。すでに免疫できまくりで余裕綽々である。
ところで…
自分は”辱華”と言っても平気なのに、他人に言われると怒り出すってなんで?
と理解不能に思えるが、これはちゃんと説明できるのである。それに関しては後述する。
”辱華”と書くと差別だキャベツだとうるさいので、最近は茶化し半分で「乳滑」と発音と声調が同じ字を入れ替えている。
むしろ最近はこちらの方が多く、試しにTwitterでこの字を検索すると山ほど出てくる。繁体字で何か書いているのは、十中八九、台湾人か香港人が中国人をネタにした書き込みである。
ところで、「乳滑」についてツイートすると、あるフォロワーさんから質問が来た。
これ、日本語ではどう表現すればいいんですかね?
字の如く、「おっぱいつるんつるん」でいいんじゃないですかね?ww
と答えておいたが、個人的にこれを広ませたい(笑