「吃到飽」ってどういう意味?
台湾の町を歩いていると、こんな文字を目にすることがあるのではないでしょうか。

吃到飽
特に食べ物屋に多いこの文字、一体どういう意味なのでしょうか。
直訳すると、「”飽”になるまで喫する」(吃=喫)。喫は「食べる」ということ。
では「飽」とは何か。

注目すべきは5.「食べて満足な状態」。
「食べて満足するまで喫」、つまり「吃到飽」は「食べ放題」ということなのです!
意味がわかったところで、発音いってみましょう。

発音はこちら!
「吃到飽」
注音:ㄔ ㄉㄠˋ ㄅㄠˇ 漢語拼音:chī dào bǎo
吃到飽の応用編
この「吃到飽」、最近は「食べる」以外にも使われていることがあります。

「台湾大哥大」という台湾の携帯会社の広告ですが、ここにも「吃到飽」が。
携帯電話で「食べ放題」って食事のサービスでもあるのか?と頭が混乱するかもしれません。
「ネット」の”上網”+吃到飽で、実はスマホのデータ容量無制限というニュアンス。昔なら「パケ放題」、今なら「ギガ放題」ということです。
つまり、上の広告はネット使いたい放題プランがNT$499-599!という広告だったのです。
こういう風に、「〜し放題」という代名詞として「吃到飽」が使われていることもあります。
台湾の街を歩いていると、思うことがあります。
そう言えば、日本には「食べ放題」と共に「飲み放題」も同じくらいあるけれども、台湾には「吃到飽」はあっても「喝到飽」(飲み放題)って見たことないなと。
台湾人は「飲む」より「食べる」方が好きなようだ…と勝手に解釈しています。
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