台湾史

日本統治時代

【前編】台湾にあった帝国大学-台北帝国大学(台北帝大)の歴史

筆者 国立台湾大学(NTU)。 11の学部に50以上の学科を備え、3万人ほどの学生が在籍している、台湾一の総合大学やからな~。「台湾の東大」にふさわしい規模と実力を備えとる さくら 入学するのは難しいのでしょうね。 筆者 君の頭じゃまず無理...
日本統治時代

台北高校を知る書籍ー『台北高校物語』

先日、台湾に残る旧制高校の面影を紹介してまいりましたが(リンク先は巻末で)、このシリーズを書くために、いろんな方向から資料・文献を参考にさせてもらいました。 ネタをひらめいて書き終えるまでが作業なら、その作業のほとんどを占めているのが、文献...
台湾情勢コラム

何故台湾は新型肺炎の抑え込みに成功したのか-Twitterから見る台湾人の矜持

パンデミック(世界的大流行)となっている新型コロナ、いや、中国を発生源とする武漢肺炎ですが、日本でもgdgdな対応が国民の怒りを買い、その間に韓国やイラン、イタリアではものすごい事態になってしまいました。WHOも、何を今更なパンデミック宣言...
日本統治時代

【後編】台湾にあった旧制高校ー台北高等学校

2回にわたって書いてきた旧制台北高等学校シリーズ、今までは「過去」を書いてきた。が、今回は現在の台高、つまり國立臺灣師範大學がどうなっているのかを写真で紹介していくことにしよう。 台北高等学校の現在 (台湾師範大学のHPより) 旧制台北高校...
日本統治時代

【前編】台湾にあった旧制高校ー台北高等学校

台北高等学校の歴史 序章で旧制高校について説明したところで、次は本題の台北高校についてである。旧制高校とは何ぞやという人は、まずは序章をお読みいただきたい。 台北高校OBである王育徳によると、台北高校は「湾高」と呼ばれていたそうなので、以下...
日本統治時代

旧制台北高等学校 序章-旧制高校とは

台灣には、2005年時点で145校もの大学が島内のあちこちに建てられている。台湾人の大学進学率は7割近くに達し、学問熱心のお国柄もあいまって日本以上の学歴社会となっている。 その中の一つに、台北市内にある「国立台湾師範大学」という大学がある...
台湾史

台湾史最大の悲劇、二二八事件と王育霖の台湾史

2020年台湾総統選が蔡英文総統の圧勝で終わり、熱気がようやく冷めてきたころ、一人の老婦人がひっそりと息を引き取った。 享年97歳。彼女は家族とともに総統・立法院選挙の投票を終え、「台湾の勝ち」を見届けた後、これで自分の役目は終えたが如く後...
日本統治時代

台湾と後藤新平ー発見されたデスマスク

2019年4月11日、台湾で歴史を塗り替えるような大発見があった。 □関連記事 後藤新平のデスマスク、台湾で発見! 後藤新平のデスマスクが台湾で発見されたというニュースである。 (写真:Wikipediaより) 後藤新平(1857-1929...
台湾史

台湾と桜ー阿里山の桜

台湾と桜…あまりイメージが湧かない人も多いと思う。かく言う筆者もそうで、台湾に桜なんてあったっけ?と思わず腕を組んで考えてしまう。 しかし、全国各地とまではいかないものの、台湾にも桜はある。 台湾には、日本統治時代に日本人が持ち込んだソメイ...
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