台湾に限らず、旅行で困るのが洗濯物。
旅行日程は最大限に、でも荷物は最小限に!そんな人の大きな味方、それがコインランドリー。
台湾には日本以上の数のコインランドリーがあり、生活に密着しています。
が、説明が基本的に中文のみのため、使い方に困っている人も多いだろうと思います。
今回は、そんな人たちのための
「台湾コインランドリー攻略法」
をわかりやすく説明したいと思います。
![筆者](http://taiwanhistoryjp.com/wp-content/uploads/2023/02/fantasy_game_character_slime.png)
せやから、本記事は字体を「です・ます調」にしてやさしく(?)説明するで(笑
台湾のコインランドリーの使い方 基本編
![台湾のコインランドリー、自助洗衣店](https://taiwanhistoryjp.com/wp-content/uploads/2025/02/IMG_5253-1024x673.jpg)
![台湾のコインランドリー、自助洗衣店](https://taiwanhistoryjp.com/wp-content/uploads/2025/02/IMG_6897-1024x782.jpg)
台湾でコインランドリーは「自助洗衣」「投幣式洗衣」などと書きます。
中文がわからなくても、「洗衣」の文字と洗濯機が並ぶ内部を見ると、なんとなくコインランドリーなんだなということがわかると思います。
台湾のコインランドリーは、洗剤投入型と不要型がありますが、今回はより原始的(?)な「要投入」の方で説明します。
![台湾のコインランドリーの中の両替機と洗剤自動販売機](https://taiwanhistoryjp.com/wp-content/uploads/2025/02/IMG_5149-697x1024.jpg)
コインランドリーには、たいてい洗剤の販売機が置かれています。
なお、「販売機」は台湾でも「販賣機」である。
台湾のコインランドリーは、日式・美式の最新型の例外でない限り、基本は10元コインしか受け付けません。
両替が面倒くさいと思うでしょうが(実際面倒くさい)、心配ご無用❗❗
![台湾のコインランドリーの中の両替機と洗剤自動販売機](https://taiwanhistoryjp.com/wp-content/uploads/2025/02/IMG_3415-1024x855.jpg)
たいていのコインランドリーには、洗剤販売機に100元札の両替機(赤矢印)が据え付けられており、100元札から10元コイン10枚にチェンジしてくれます。
その後の操作は以下のとおり。
①洗濯機に洗剤を投入
②衣服投入、蓋を閉める
③コイン投入
すると、自動的に洗濯が始まります。
これに関しては、機械によって若干の差がありますが、基本はこんな感じかと。
![台湾のコインランドリーの料金表](https://taiwanhistoryjp.com/wp-content/uploads/2025/02/IMG_5261-725x1024.jpg)
洗濯の料金は、こちらもコインランドリー(の洗濯機の性能)によって様々ですが、いちばん小さいサイズで40元(約180円)、標準で50元(約220円)といったところでしょうか。
上の画像の場所は、日本語・英語・韓国語の4カ国語対応もの。コインランドリーの中では高級な方でしたが、それでも60元(約270円)とさほど高くはありません。
旅行程度の服であれば、いちばん小さいサイズの洗濯機で十分かと思われます。
![台湾のバイクのヘルメット洗浄機](https://taiwanhistoryjp.com/wp-content/uploads/2025/02/IMG_5257-583x1024.jpg)
コインランドリーには、たまに「台湾らしいな〜」と思えるこんな洗濯機もあります。
「安全帽」とはバイクのヘルメットのこと。世界に誇るバイク(スクーター)帝国の台湾、ヘルメットも生活の相棒。そのためにこんな洗濯機もあるんですね〜。
「あなた、頭は毎日洗ってるのにヘルメットはちゃんと洗ってるの?」
という煽り文句にも草。
乾燥機の使い方
![台湾のコインランドリーの乾燥機](https://taiwanhistoryjp.com/wp-content/uploads/2025/02/IMG_5260-723x1024.jpg)
中文で「乾燥」は「烘衣(ホンイ−)」、乾燥機は後ろに”機”がついて「烘衣機」。
後で述べる「日式」を除き、台湾のコインランドリーは洗濯機と乾燥機は別。洗濯が完了した洗濯物はいったん出し、乾燥機に入れる必要があります。
料金は、いちばん安いところで30分10元だったはず。
たいていの乾燥機は、低温、中温、高温の選択可能で、下着類は1回(30分)、中温か高温で問題なく一発延長なしで乾燥できます。
ただし、Gパンなど厚めのものは。高温にするかもう30分の追加が必要かも。
おまけ 見せてもらおうか、日式洗衣機の性能とやらを!
上でも少し述べたように、台湾のコインランドリーには、たまに「日式」こと日本製の機械があったりします。
そういうお店は、看板に「当店は日式機械を使用!」と書かれていることがほとんどで、ユーザー側にもわかりやすく宣伝しています。
日本メーカーも以前と比べてすっかり元気がなくなった感がありますが、台湾では「日式」のブランド力は健在のよう。
![台湾にある日本の山本製作所の業務用洗濯機](https://taiwanhistoryjp.com/wp-content/uploads/2025/02/IMG_1440-744x1024.jpg)
「日式料金」なのか、料金は他のコインランドリーと比べたら高め。
ただし、洗剤投入不要な上に。一台で洗濯・乾燥の2役をこなし、こちらは料金を入れてボタンを押すだけ。そういう意味では、中文がわからない人でも簡単に洗濯ができます。
ちなみに、この機械を作っているメーカーは「山本製作所」という、業務用ランドリーを専門に作っているメーカーです。本社は広島県尾道市にあり、台湾をはじめアジア・北米などに洗濯機や乾燥機を輸出しているとのことです。
私が見た限り、台湾の「日式自助洗衣店」はすべてこの山本製作所製のものだったので、台湾ではかなりのシェアを持っていると思われます。
読者の方も、台湾コインランドリーのここが知りたい!ということがあれば、コメントやメッセージでお知らせ下さい。
このブログが台湾旅行の助けになることを祈念しつつ、今回はこれにて読み終わり。