台湾新幹線の新型車両はN700系!

2007年の開業から18年間、ずっと日本の東海道・山陽新幹線で使用の700系をベースとした車両を使っていた台湾新幹線(台灣高鐵)、ついに新型車両の投入を決定!!
…というのは、2023年にすでに決まっており、JR東海始め関連会社が公式プレスリリースを出していました。

いつ投入かははっきり決まっていなかったのですが、本日(2025年8月20日)台湾交通部(日本の国土交通省に相当)より公式なお知らせが。

形式はN700ST。
”T”は”Taiwan”の頭文字。基本はN700S系がベースになります。
台湾新幹線は、車両こそ日本の新幹線ベースなものの、信号システムはヨーロッパ方式のハイブリッドのため、日本仕様とは全く同じではなくあくまで台湾仕様。
しかし、内装他はN700S系に準じたものとなり、日本で走っているものとほとんど変わらないと思われます。現在の700T系も、外見や内装的には何がどう違うのかわからないですし。

「東條英機のハゲ頭」、台湾新幹線にもちゃんと存在しています(笑

塗装は現役の700T系と大きく変わることはないようです。
営業運転はいつから?
N700系ベース新型車両はいつから運転されるのか?
プレスによると、今年末には塗装が開始され2026年夏に第一号車両が台湾に到着。その後試運転を重ねて2027年に営業運転を開始する予定です。
現時点ではまだ2027年というだけだが、正式営業運転日が近づいたらまた公式通知が出てくるでしょう。
N700系は乗り心地が抜群に良くなったので、台湾新幹線の旅も依然と比べてはるかに心地が良くなるに違いありません。